日枝神社 (ひえじんじゃ)は、東京都千代田区永田町にある神社。元の官幣大社。江戸時代には「山王権現」古くは「山王宮」「山王社」と称される。 文明10年(1478年)、太田道灌が江戸の地に築城するにあたり、鎮護の神として川越山王社を勧請したのに始まるという。天正18年(1590年)徳川家康が江戸に移封されたとき、城内の紅葉山に移され「城内鎮守の社」「徳川歴朝の産神」として、江戸市民からは「江戸郷の総氏神」「江戸の産神」として崇敬されました。 その祭礼・山王祭は、天下祭・御用祭とも称され、江戸三大祭の一つとして近世の祭を代表するものとなっている。

日枝神社
日枝神社 山王鳥居(西)
日枝神社 藤棚
稲荷参道
手水舎

通称・別名

山王さま

御祭神

  • 大国主命(オオクニヌシノミコト)
    因幡の白兎(稲羽の素兎)にて素兎に助言し、八上比売(ヤガミヒメ)と婚約した事を兄神(八十神)に妬まれ二度殺される。また根の堅州国に行き、スサノオの娘である須勢理毘売(スセリビメ)に出会い惚れ、スサノオの試練を乗り越え、スセリビメを妻に迎え葦原中国を譲りうける。その後、何人かの妻と、多くの子供をもうけつつ、少名毘古那(スクナビコ)と協力し国作りを完成させる。しかし、高天原のアマテラスが「地上は私の子孫が収める!」と、建御雷之男神(たけみかづち)などを派遣し要請され完敗するも、天高くそびえる神殿(現在の出雲大社)の建設を条件に国を譲った。

日枝神社へのアクセス

所在地

千代田区永田町2丁目10番5号

最寄駅

東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」
千代田線「国会議事堂前駅」「赤坂見附駅」

外部リンク