2017年8月11日、初めての伊勢神宮(お伊勢参り)。 二見興玉神社にお参りすることを「浜参宮」といい、古来より伊勢神宮に参拝する前は、二見浦を訪れ「浜参宮」をするという習わしがありました。その慣習にそって、まずは二見興玉神社を参拝します。

二見興玉神社について

「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」は三重県伊勢市二見町にある神社。境内の磯合にある夫婦岩(めおといわ)で知られ、夫婦岩の沖合の海中に沈む、祭神・猿田彦大神縁の興玉神石を拝する神社。

住所・地図

三重県伊勢市二見町江575

御祭神

  • 猿田彦大神
  • 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
    総本社とされる京都「伏見稲荷大社」の主祭神であり、全国にある稲荷社に分祀され「お稲荷さん」として広く信仰されている。 「ウカ」は穀物・食物の意味で、穀物の神である。現在は農耕の神だけでなく、商工業など商売繁盛の神としても信仰されている。

境内

鳥居

鳥居をくぐりまずは夫婦岩を目指します。
鳥居
鳥居

神使

猿田彦大神は天孫降臨の際に高天原(たかまがはら)と豊葦原中津国(あしはらのなかつくに)の間の道案内を務めたことから、「道開きの神」といわれています。境内には、猿田彦大神の神使とされる二見蛙「無事に帰る」「貸した物が還る」「お金が返る」が多数奉納されています。
神使
神使

夫婦岩

参道をすすんだ先で夫婦岩を望むことができます。
夫婦岩
夫婦岩
夫婦岩は日の大神(天照大神)と興玉神石(沖合約700m先にある霊石)を拝むための鳥居の役目を果たしています。男岩は高さ9m、女岩は高さ4m。夫婦岩を結ぶ大注連縄は1本の重さ40kg、長さ35mで計5本張られています。
夫婦岩
夫婦岩

満願蛙

二見興玉神社の手水舎の水の中にいるのは「満願蛙」。このかえるに水を掛けると願いが叶うとのこと。
満願蛙
満願蛙

拝殿

夫婦岩に注連縄を張り、興玉神石の遙拝所を設けたのに始まるといわれ。天平年間、僧行基が境内に興玉社(おきたましゃ)を建てて鎮守社とした。その後、猿田彦大神を祀る興玉社と宇迦御魂大神を祀る三宮神社(さんぐうじんじゃ)を合祀し現社名に改称しました。
二見興玉神社 拝殿
二見興玉神社 拝殿

御朱印

御朱印
御朱印