火の神を産んだ際に火傷を負って病に臥せ、のちに亡くなる。死後、自分に逢いに黄泉の国までやってきたイザナギが変貌した自分を見て、恐怖で逃げ、追いかけるが、黄泉の国と地上との境である黄泉比良坂(よもつひらさか)の地上側出口を大岩で塞がれ離縁することとなった。大地の母神。長寿祈願、縁結び、事業成功などの神として信仰されている。
系譜天地開闢(てんちかいびゃく)において神世七代(かみのよななよ)の最後にイザナギとともに生まれた。イザナギの妹であり妻。国産み・神産みにおいてイザナギと国土や様々な神を産みだす。
別名・異称
伊邪那岐命、伊弉冉、伊弉弥、伊邪那美、伊耶那美、黄泉津大神、道敷大神
神格・神徳
大地の母神、縁結び、事業成功
おもな神社
伊弉諾神宮、多賀大社、おのころ島神社、三峯神社