神田明神(かんだみょうじん)は、東京都千代田区外神田にある神社。元の社格は府社。正式名称「神田神社」。
天平2年(730年)、現在の皇居大手門付近に出雲族真神田臣が大己貴命を祖神として祀ったのを創祀とあり、江戸東京の中で最も古い神社のひとつです。その後延慶2年(1309年)、時宗教上人によって、当時は大手町の将門塚周辺に鎮座していた平将門公を相殿神として祀られるようになりました。
天下祭と呼ばれ、日本三大祭、江戸三大祭の一つとしても有名な神田祭をおこなう神社として知られる。

神田明神 社殿
手水舎
随神門
神田明神

通称・別名

神田神社

御祭神

  • 大国主命(オオクニヌシノミコト)
    因幡の白兎(稲羽の素兎)にて素兎に助言し、八上比売(ヤガミヒメ)と婚約した事を兄神(八十神)に妬まれ二度殺される。また根の堅州国に行き、スサノオの娘である須勢理毘売(スセリビメ)に出会い惚れ、スサノオの試練を乗り越え、スセリビメを妻に迎え葦原中国を譲りうける。その後、何人かの妻と、多くの子供をもうけつつ、少名毘古那(スクナビコ)と協力し国作りを完成させる。しかし、高天原のアマテラスが「地上は私の子孫が収める!」と、建御雷之男神(たけみかづち)などを派遣し要請され完敗するも、天高くそびえる神殿(現在の出雲大社)の建設を条件に国を譲った。
  • 少名毘古那命(スクナビコノミコト)
    オオクニヌシの国造りに際し、天乃羅摩船(アメノカガミノフネ)(=ガガイモのサヤ)に乗って現れ、国造りに参加した。その後、常世国へと渡り去ったとされる。
  • 平将門命(たいらのまさかどのみこと)

神田明神へのアクセス

所在地

千代田区外神田2丁目16-2

最寄駅

  • JR中央線・総武線「御茶ノ水駅(聖橋口)」
  • 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅(聖橋口)」
  • 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅(聖橋口)
  • 東京メトロ銀座線「末広町駅 」

外部リンク