全国の大鳥神社および大鳥信仰の総本社とされる「大鳥大社(おおとりたいしゃ)」の主祭神。
ヤマトタケルを疎んでいた景行天皇は、九州の熊襲建兄弟の討伐、東方の蛮族の討伐などを命じる。ヤマトタケルは、西征して熊襲を平定し、東征して東国を平定した後、伊吹山にて病に倒れ、伊勢の「能煩野」で没しその地に葬られた。しかしヤマトタケルの魂は白鳥となって飛び去ったとされている。大鳥神社は、白鳥と化したヤマトタケルが最後に降り立った地とされる。
第12代景行天皇の子で、第14代仲哀天皇の父。
別名・異称
倭建命、小碓命
神格・神徳
武神、農業の神、五穀豊穣、商売繁盛
おもな神社
熱田神宮、大鳥大社および各地の大鳥神社(鷲神社)、気比神宮、建部大社、焼津神社