黄泉の国から戻った伊弉諾尊(イザナギ)が禊を行ったときに鼻から生まれた男神。
イザナギに海原の統治を託されたが、母に会いたいと泣き叫び、イザナギに見捨てられる。その後、高天原に上り雨岩戸事件を引き起こし、その責任をとって高天原を追放され地上へ下る。そこで、櫛名田比売(クシナダ)を救うため八岐大蛇を退治し「英雄神」となった。
父神:伊弉諾尊(イザナギ)
姉神:天照大神(アマテラス)
兄神:月読命(ツクヨミ)
子孫:大国主命(オオクニヌシ)
別名・異称
素戔男尊、素戔嗚尊、建速須佐之男命、須佐乃袁尊
神格・神徳
厄除けの神、農業の神、穀物の神
おもな神社
須佐神社(島根県出雲市)、八坂神社(京都市東山区)、廣峯神社(兵庫県姫路市)、津島神社(愛知県津島市)、氷川神社(さいたま市大宮区)