浅草富士浅間神社(さくさふじせんげんじんじゃ)は、東京都台東区浅草にある神社。浅草神社の兼務社。

江戸時代、富士山崇敬を目的とした「富士講」が結成され、全国各地に浅間神社の勧請が行われ創られた浅間神社の 1 つである。当初、現蔵前の三好町に勧請・分祀されていたが、その後幕府の命によって現在の地に移されたとされている。

浅草富士浅間神社 拝殿
浅草富士浅間神社 社号標・鳥居

御祭神

  • 木花咲耶姫(コノハナノサクヤビメ)
    大いなる山の神であった父のオオヤマツミの娘のコノハナノサクヤビメはニニギノミコトの子を身ごもったが、自分の子ではないとの疑いを持たれ、その疑念を晴らするため産屋に火を放ち、燃えさかる産屋で御子を産んだという説話から火の神とされ、日本一の活火山・富士山の噴火を鎮めるため、総本社の「富士山本宮浅間大社」にをはじめとする、各地の浅間神社の祭神として祀られている。妻の守護神、安産の神、子育ての神としても広く信仰されている。

神社へのアクセス

所在地

東京都台東区浅草2-3-1

最寄駅

  • 東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩10分
  • 東武伊勢崎線「浅草駅」徒歩10分
  • 都営地下鉄浅草線「浅草駅」徒歩13分
  • つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩15分

外部リンク

  • 公式ホームページ – 浅草富士浅間神社